Webライターに未経験からなるには?始め方5ステップと案件獲得法

Webライター

「Webライターになりたいけれど、未経験でも本当になれるのだろうか」と不安を感じている方は多いでしょう。文章を書く仕事に興味はあっても、何から始めればよいのか、どんなスキルが必要なのか、具体的なイメージが湧きにくいものです。

結論から言えば、未経験からでもWebライターになることは十分に可能です。筆者自身も未経験からスタートし、現在はライター歴7年目を迎えています。正しい手順で準備を進めれば、最短1〜2か月で初案件を獲得できます。

この記事でわかること
– Webライターの具体的な仕事内容と収入の目安
– 未経験から始める5ステップのロードマップ
– 案件を獲得するための3つの方法とスクールの活用法

Webライターの仕事内容と収入の目安

ノートパソコンでWebサイトの記事を執筆しているフリーランスライターのフラットイラスト、デスク周りにメモ帳とコーヒー、青

Webライターとは、企業のWebサイトやブログ、メディアに掲載する記事を執筆する仕事です。主な業務は「構成案の作成」「記事の執筆」「リライト(既存記事の修正)」の3つで、案件によっては取材やインタビューを任されることもあります。

記事執筆が中心の仕事

Webライターの業務の大半は、指定されたキーワードやテーマに沿って記事を書くことです。SEO(検索エンジン最適化)を意識した構成を考え、読者にとってわかりやすい文章に仕上げる力が求められます。

納品形式はGoogleドキュメントやWordPressへの直接入稿が一般的で、特別なソフトは不要です。パソコンとインターネット環境があれば、自宅でもカフェでもどこでも作業できる点が大きな魅力でしょう。

慣れてくると構成案の作成やディレクション(他のライターの管理)を担当するケースもあり、キャリアの幅が広がります。

収入の目安は文字単価で決まる

Webライターの報酬は「1文字あたり○円」という文字単価制が主流です。未経験者は文字単価0.5〜1.0円からスタートし、経験を積むと1.5〜3.0円以上を目指せます。

たとえば文字単価1.0円で3,000字の記事を月に10本書けば、月収は約3万円。文字単価2.0円まで上がれば同じ本数で月6万円になるため、スキルアップが収入に直結する職種です。

厚生労働省「フリーランスとして安全に働ける環境を整備するためのガイドライン」では、フリーランスの契約や報酬に関する基本的なルールが整理されています。仕事を始める前に一読しておくと安心です。

関連記事: Webライターは甘くないと言われる5つの理由と正しい稼ぎ方

未経験からWebライターになる5ステップ

ステップアップしていく人物のフラットイラスト、階段状に1から5の段階を登っていくイメージ、オレンジとブルーの配色、テキス

未経験からWebライターになるための手順は、大きく5つのステップに分けられます。順番に進めていけば、早い人なら1〜2か月で初案件を受注できるでしょう。

STEP1. 作業環境を整える

最初に必要なのはパソコンとインターネット環境です。ライティングの作業自体は高スペックなマシンを必要としないため、Webブラウザとドキュメントソフトが快適に動く程度のノートPCで十分でしょう。目安としてメモリ8GB以上、ストレージ256GB以上のモデルであれば快適に作業できます。

加えて、Googleドキュメント・Chatwork・Slackなど、クライアントとのやり取りで使うツールの基本操作は事前に覚えておくとスムーズに仕事を始められます。WordPressの基本操作もできると、対応可能な案件の幅が広がるため初期段階で触れておくのがおすすめです。

自宅に集中できるスペースがない場合は、カフェやコワーキングスペースの活用も選択肢のひとつになります。

STEP2. ライティングの基礎を学ぶ

いきなり案件に応募するのではなく、まずはWebライティングの基礎知識をインプットしましょう。具体的には「PREP法(結論→理由→具体例→結論)」「SEOの基本」「読みやすい文章の型」の3つを押さえると実務で困りません。

書籍であれば『新しい文章力の教室』や『沈黙のWebライティング』が定番です。1〜2冊読み終えたら、知識を定着させるために自分のブログで実際に記事を書いてみることが重要です。

※Webライティングの具体的な学習法やAI時代の効率的なスキル習得法については、拙著「AI時代のWebライターが消耗せずに稼ぐ戦略と仕組み」でも詳しく解説しています。

STEP3. ポートフォリオを作る

ポートフォリオとは、自分の実績やスキルをまとめた作品集のことです。未経験の場合は実績がないため、自分のブログ記事やnoteの投稿をサンプルとして活用しましょう。

3〜5本のサンプル記事があれば、クライアントに「この人はどんな文章を書くのか」を具体的に伝えられます。ジャンルの異なるテーマで書くと、対応力のアピールにもなります。

ポートフォリオはGoogleドキュメントやnotionでまとめるだけでも十分です。見やすさを意識して、記事タイトル・URL・担当範囲を一覧で整理してください。

STEP4. クラウドソーシングに登録する

準備が整ったら、クラウドソーシングに登録して案件を探します。代表的なプラットフォームにはランサーズやクラウドワークスがあり、未経験者歓迎の案件も多数掲載されています。

筆者もライターを始めた当初はランサーズを中心に活動していました。初心者向けマニュアルを用意しているクライアントも多いため、まずは「初心者歓迎」「マニュアル完備」と記載された案件から応募するのがおすすめです。

登録自体は無料なので、案件探しを始める前に登録だけ済ませておくと動き出しが早くなります。

クラウドソーシング「ランサーズ」

関連記事: Webライター副業の始め方|未経験でも最短1週間で初案件を取る方法

STEP5. 実績を積んで単価を上げる

最初の数件は文字単価が低くても、実績を作ることを優先しましょう。3〜5件の納品実績ができると、プロフィールに「実績あり」と書けるようになり、受注率が大きく変わります。

実績を積んだ後は、より条件のよい案件に応募したり、継続案件のクライアントに単価交渉を持ちかけたりするステップに進みます。文字単価1.0円以上の案件を安定的に受注できるようになれば、副業としても月3〜5万円の収入が現実的です。

関連記事: Webライターの単価交渉メール完全ガイド|テンプレと成功のコツ

Webライターに向いている人の特徴

さまざまなタイプの人物がそれぞれの特徴を示しているフラットイラスト、チェックリスト風レイアウト、パステルカラー、テキスト

Webライターは未経験から始められる職種ですが、向き不向きはあります。以下の特徴に当てはまる人は、ライターとしての適性が高いといえるでしょう。

文章を書くことが苦にならない

「好き」でなくても構いませんが、文章を書くこと自体にストレスを感じないことは大前提です。毎日2,000〜5,000字を書く仕事なので、書く作業を苦痛に感じる場合は長続きしにくいでしょう。

日記やSNSで文章を書く習慣がある人、読書が好きな人は適性が高い傾向にあります。筆者の場合は小説を書く趣味が下地になりましたが、Web文章は小説とは異なるスキルが求められるため、趣味の有無だけで判断する必要はありません。

調べることが好き

Webライターは自分の知識だけで記事を書くわけではなく、執筆テーマごとにリサーチを行います。正確な情報を集め、わかりやすく整理する力が求められるため、調べものが好きな人はライターの仕事と相性がよいでしょう。

「気になったことはすぐ検索する」「Wikipedia沼にハマりがち」という人は、ライターに向いている素質を持っています。逆に、調べる作業を面倒に感じる人には厳しい仕事かもしれません。

納期やルールを守れる

フリーランスのWebライターは自由な働き方ができる反面、スケジュール管理は自己責任です。クライアントから指定された納期を守り、レギュレーション(執筆ルール)に沿った記事を納品する必要があります。

「約束を守れる」「指示を正確に読み取れる」という基本的な姿勢は、ライティングスキル以上にクライアントからの信頼を左右します。実際、スキルが高くても納期を守れないライターは継続依頼を得にくい傾向にあります。

関連記事: ライターに向いている人の特徴と未経験者のための準備

未経験Webライターの仕事の探し方3選

パソコン画面に求人一覧が表示されているイメージ、周囲に虫眼鏡やチェックマークのアイコン、フラットデザイン、テキストなし

ライティングの基礎を身につけたら、次は実際に仕事を探すフェーズです。未経験者が案件を獲得するための主な方法を3つ紹介します。

クラウドソーシングで案件を探す

最もハードルが低い方法がクラウドソーシングの活用です。ランサーズやクラウドワークスには常時数千件のライティング案件が掲載されており、未経験者向けの案件も多く見つかります。

プロフィールを充実させ、提案文でやる気と対応力をアピールすることが受注率アップのカギです。最初の5件は実績作りと割り切って、報酬よりも評価を貯めることに集中しましょう。

手数料は発生しますが、金銭トラブルのリスクが低い点は初心者にとって大きなメリットです。

メディアの直接募集に応募する

企業メディアやWebサイトが自社サイト上でライターを募集しているケースもあります。クラウドソーシングを経由しないため手数料がかからず、単価が高めに設定されていることが多いでしょう。

応募時にはポートフォリオを添付し、そのメディアのトーンに合ったサンプル記事を用意すると採用率が上がります。ただし、選考基準がクラウドソーシングより厳しい傾向にあるため、ある程度の実績を積んでからチャレンジするのがおすすめです。

知人やSNS経由で紹介を受ける

意外と有効なのが、知人からの紹介やSNS経由での案件獲得です。X(旧Twitter)ではライターを募集する投稿が日常的に流れており、自分のスキルや実績を発信していると声がかかることがあります。

直接のつながりから始まる仕事は信頼関係を築きやすく、長期の継続案件につながりやすいメリットがあります。「ライターを始めました」と周囲に伝えるだけでも、思わぬところから仕事の話が舞い込む可能性があるでしょう。

関連記事: BtoBライターのなり方|未経験から案件を取るまでの全ステップ

独学とスクールどちらがいい?

Webライティングの学び方は「独学」と「スクール」の2択です。それぞれのメリット・デメリットを整理したうえで、筆者自身の経験も交えてお伝えします。

学習方法メリットデメリット向いている人
独学コストが低い、自分のペースで進められる挫折しやすい、正解がわかりにくい文章経験がある人、自走力が高い人
スクールプロの添削が受けられる、短期間で習得できる費用がかかる未経験者、最短で仕事を始めたい人

筆者は独学だったが苦労した

筆者自身は独学でWebライティングを学び、クラウドソーシングから仕事を始めました。ただし15年間趣味で小説を書いてきた下地があったため、文章を書く行為自体にはある程度慣れていた状態です。

それでもSEOの知識はゼロで、最初の数か月は文字単価0.3〜0.5円の案件で試行錯誤を繰り返しました。当時はSEOライティングの書籍も今ほど充実しておらず、検索上位の記事を分析して独自にノウハウを蓄積する非効率な学び方をしていたのが正直なところです。まったくの未経験から始める場合は独学での挫折リスクが高いため、スクールの活用を検討する価値は十分にあります。

特に「何から勉強すればよいかわからない」「プロからフィードバックをもらいたい」という人は、スクールで土台を固めてからクラウドソーシングに挑む流れが効率的でしょう。

おすすめのWebライティングスクール

未経験からWebライターを目指す人に向けて、プロの添削やサポートが充実しているスクールを2つ紹介します。

YOSCA|あなたのライターキャリア講座

YOSCAの「あなたのライターキャリア講座」は、思考力の強化に重点を置いたオンラインプログラムです。全10回の90分講義と5回の添削課題を通じて、実務で使えるライティングスキルを体系的に学べます。

受講後1年間はLINEで講師に相談できるアフターサポートが付いており、受講後の案件獲得まで伴走してもらえる安心感があります。「セルフ」「マンツーマン」「スタンダード」の3コースが用意されているため、予算や学習ペースに合わせて選択可能です。添削は現役のプロライターが担当するため、実践的なフィードバックが得られる点も大きな魅力でしょう。

メイカラ|Web副業スキルとAIの基礎が学べるスクール

メイカラは、WebライティングとAIツールの活用を同時に学べるオンラインスクールです。完全オンラインでマンツーマン指導が受けられるため、自分のペースで着実にスキルアップできます。

コース修了後にはライティング案件の紹介を受けられる仕組みがあり、学んだ直後に実践に移れる点が大きな強みです。AIを活用したリサーチやライティングの効率化も学べるため、AI時代に対応したスキルセットを最初から身につけたい人に向いています。受講料は月額制で始められるので、初期投資を抑えたい方にもおすすめでしょう。

まとめ

未経験からWebライターになるには、「環境を整える→基礎を学ぶ→ポートフォリオを作る→クラウドソーシングに登録する→実績を積む」の5ステップが基本です。特別な資格や学歴は必要なく、パソコンとやる気があれば今日からでも準備を始められます。

最初の数か月は低単価の案件が中心になりますが、実績と評価を着実に積み上げれば、半年〜1年で文字単価1.0円以上の案件を安定受注することも十分に可能です。独学に不安がある方はスクールの活用も検討しながら、まずは最初の一歩を踏み出してみてください。

この記事を書いた人
紗月

ITコンサルタント7年→Webライターとして独立し、フリーランス歴7年。AI活用×SEOライティングを軸に年間100本以上の記事を執筆。自身のフリーランス経験をもとに、独立前の準備から案件獲得、確定申告まで実践的なノウハウを発信しています。著作「AI時代のWebライターが消耗せずに稼ぐ戦略と仕組み」(Brain)。

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