「エンジニアはやめとけ」という言葉を耳にして、就職・転職を迷っている方は少なくありません。長時間労働やAI代替リスクなど、ネガティブな情報が先行しがちですが、実態はどうなのでしょうか。
「やめとけ」と言われる理由を正しく理解すれば、自分に合うかどうかを冷静に判断できます。長時間労働・多重下請け・AI代替といった懸念点から、それでも目指す価値がある理由、向いている人・いない人の特徴まで、具体的にお伝えします。
この記事でわかること
– 「エンジニアはやめとけ」と言われる本当の理由(長時間労働・多重下請け・AI代替など)
– それでもエンジニアを目指す価値がある理由
– フリーランス独立を検討する際の課題と成功のコツ
エンジニア(SE/ITエンジニア)が「やめとけ」と言われる本当の理由

「エンジニアはやめとけ」という声は、主に会社員として働くエンジニアが直面する構造的な問題から生まれています。就職・転職を検討している方が特に気になる4つの課題を、実態と合わせて見ていきましょう。
長時間労働・デスマーチが常態化しやすい
エンジニアの職場では、リリース直前や大型プロジェクトの佳境に残業が集中する「デスマーチ」と呼ばれる状態が起きやすいです。システム開発は仕様変更や不具合対応が頻発するため、工数の見積もりが崩れるとそのしわ寄せが現場エンジニアの残業に直結します。
ただし、これは職場環境によって大きく差があります。アジャイル開発を採用している企業やSaaS系スタートアップでは残業を抑制する文化が根付いており、長時間労働が常態化している職場ばかりではありません。入社前の情報収集と職場選びが重要です。
多重下請け構造で給料が上がりにくい
日本のIT業界特有の問題として、元請け→一次請け→二次請け→三次請けという多重下請け構造があります。末端の開発会社ほど中間マージンを抜かれた後の報酬しか受け取れないため、現場エンジニアの年収が伸び悩む傾向があります。
これを避けるには、SIer(システムインテグレーター)の下流工程ではなく、自社サービスを持つ企業や元請けポジションの企業を選ぶことが有効です。IT業界内での企業選びの視点を持つことで、この問題は十分に回避できます。
技術変化が速くプライベートを削って勉強し続ける必要がある
プログラミング言語・フレームワーク・クラウドサービスは数年単位で主流が変わります。業務時間内だけで最新技術をキャッチアップするのは難しく、休日に学習時間を確保しているエンジニアも少なくありません。
学習コストをどう捉えるかが、エンジニア向きかどうかの分岐点になります。技術の変化を「追いかけなければならない負担」と感じるか、「新しいものを試せる面白さ」と感じるかで、長期的な満足度が大きく変わります。技術が好きで自然と調べてしまうタイプには、この点はデメリットにならないことが多いです。
「35歳限界説」とAI代替リスクの現実と誇張
「エンジニアは35歳を超えると転職が難しくなる」という35歳限界説と、「AIにコーディングが奪われる」というAI代替リスクはよく耳にします。どちらも根拠がまったくない話ではありませんが、誇張されている面も大きいです。
35歳以降でも需要が高いのはマネジメント経験・特定ドメインの専門知識・上流工程の設計スキルを持つエンジニアであり、「年齢で一律にアウト」という話ではありません。AI代替についても、AIが苦手とする要件定義・顧客折衝・アーキテクチャ設計の領域はむしろ人材不足が続いています。正確な情報をもとに判断することが大切です。
やめとけと言われても「エンジニアを目指すべき」理由
「やめとけ」という声は、エンジニアという職種のリアルな課題を映しています。ただ、課題があるからこそ対策を取れる人材は希少であり、市場での優位性が生まれます。その理由を3点から見ていきます。
DX需要の拡大で市場価値が下がりにくい
政府が推進するDX(デジタルトランスフォーメーション)の波は、あらゆる業界のシステム開発需要を底上げしています。経済産業省の試算では、2030年時点でITエンジニアが最大79万人不足するとされており、需給の観点からエンジニアの市場価値は高い水準を維持しています。
医療・金融・製造など、DXが遅れている業界ほどこれからエンジニア需要が急増します。業界を横断して活躍できる点も、他職種にはないエンジニアの強みです。
スキル次第で年収・働き方の選択肢が広がる
エンジニアは職種の中でも、スキルと実績によって収入と働き方の選択肢が大きく広がります。会社員として年収600〜1,000万円台を狙えるシニアエンジニアポジションがある一方、後述するフリーランスへの独立や副業での収入上乗せも現実的です。
スキルセットを積み上げるほど選択肢が増えるという構造は、年功序列に縛られがちな職種には見られない強みです。自分のキャリアを自分でコントロールしやすい職種といえます。
関連記事: フリーランスエンジニアとして働きたい!独立のメリットを徹底解説
文系・未経験でもキャリアを築ける実例が増えている
「理系でないと無理」というイメージが根強いですが、現在は文系・未経験からエンジニア転職に成功している人が大勢います。プログラミングスクールや独学リソースが充実し、未経験採用を積極的に行う企業も増加しました。
重要なのは学歴や専攻ではなく、実際に手を動かして成果物を作れるかどうかです。GitHubにポートフォリオを公開し、小さなサービスを自力でリリースした実績があれば、採用担当者に実力を伝えることができます。
フリーランスとして独立した場合の仕事の幅については、次の記事も参考にしてください。
関連記事: 【2025年最新版】フリーランスの仕事一覧:未経験OKから高年収を狙える全41職種を完全解説
フリーランス独立を「やめとけ」と言われる理由6選

会社員エンジニアとしての課題を乗り越えた先に、フリーランス独立という選択肢があります。しかし、独立すれば別の壁がいくつも待ち受けています。フリーランスエンジニア特有の課題を、以下で一つずつ見ていきましょう。
案件を自分で見つけるのが大変
フリーランスエンジニアにとって最初の壁と言えるのが、案件を自分で見つける難しさです。フリーランスは常に新しい仕事を探し続ける必要があり、同業との競争も激しいため、駆け出しの頃は仕事探しに苦労するケースが少なくありません。
多くのフリーランスは、オンラインプラットフォームやネットワークを駆使してクライアントを探します。しかし、クライアントの獲得には競合他社との差別化やセルフブランディングが不可欠です。また、案件の信頼性や報酬の適正な設定も重要なポイントになります。
関連記事: フリーランスの名刺戦略|セルフブランディングのコツ
スケジュール管理を自分で行う必要がある
フリーランスエンジニアは、自分でスケジュールを管理する必要があります。クライアントの納期を守るためには、適切なスケジュールの設計・管理が欠かせません。
スケジュール管理の難しさは、自由な働き方の一環として受け入れる必要があります。時間の使い方や優先順位の設定、プロジェクトごとの計画立案がスムーズに行えるようになると、フリーランスエンジニアとしての成功に近づくことができるでしょう。
また、仕事一辺倒になるのではなく、自分のスケジュールを調整し、仕事とプライベートのバランスを取るのもポイントのひとつです。仕事とプライベートのバランスを上手く取ることが、長期的なキャリアを築くためのコツといえます。
収入の安定性に欠ける
フリーランスエンジニアの生活は、収入の不安定性がつきものです。会社員のように定期的な給料が保証されていないため、プロジェクトごとに報酬が異なり、仕事が途切れると収入が途絶える可能性があります。仕事がない期間が長引くと、生活費や固定費の支払いに影響を及ぼします。
収入の不安定性に対処するために、フリーランスエンジニアは入念な予算管理と貯蓄計画を立てる必要があります。また、複数のクライアントと取引し、リスクを分散することも重要です。長期的なプランニングと収益の安定性を追求する努力が、フリーランスエンジニアの成功につながります。
関連記事: 【フリーランスの後悔】40代エンジニアが直面した不安を乗り越える7つの具体策
交渉力が求められる
フリーランスエンジニアは、プロジェクト契約や報酬について交渉する必要があります。クライアントとの交渉は、仕事の条件や報酬を最大限に引き出す重要なスキルです。しかし、交渉は簡単ではありません。
交渉力を高めるためには、自分の価値を正確に評価し、クライアントとのコミュニケーションスキルを磨くことが大切です。また、競合他社の情報や市場のトレンドに敏感であることも重要です。適切な交渉を行うことで、より良い契約条件や報酬を得ることができ、収益の最大化に貢献します。
会社員に比べると信用が低い
フリーランスエンジニアは、会社員と比較して信用が低いと感じられることがあります。フリーランスは一般的にプロジェクトごとに雇用され、長期的な雇用関係が少ないため、社会的な信頼を築くのが難しいことがあるからです。
この信用の低さに対処するために、フリーランスエンジニアはセルフブランディングと実績の積み重ねに注力する必要があります。ポートフォリオを充実させ、クライアントの信頼を獲得することが大切です。また、クライアントとのコミュニケーションを通じて信頼関係を構築し、クライアントの期待以上の成果を提供することも重要になります。
最新技術を学ぶためのコストがかかる
フリーランスエンジニアは、常に最新の技術やツールを学び、スキルセットを更新する必要があります。しかし、技術を学ぶにあたってコストがかかることがあり、学習リソースやトレーニングへの投資が必要です。
さらに、スキルを高めるためには学習時間を確保する必要もあります。フリーランスエンジニアは自己投資を行い、自身のスキルをアップデートし続けることで、競争力を維持し、成功を継続することができますが、学習のためにコストと労力がかかることを押さえておきましょう。
フリーランスエンジニアとして働くメリット

フリーランスエンジニアとして独立することには、従業員として働く場合とは異なる多くのメリットがあります。ここでは、収入や自由度などの面から多角的にメリットを深掘りし、フリーランスエンジニアとして働く魅力について解説します。
スキル次第で収入アップを目指せる
フリーランスエンジニアとしての働き方には、魅力的なメリットがたくさんあります。その中でも最も魅力的なメリットは、スキル次第で収入を上げていけることです。この点が、多くのエンジニアにとってフリーランスを選ぶ理由の一つです。
会社員は給与に上限があり、昇進や昇給が決まったタイミングでしか収入を増やせません。しかし、フリーランスエンジニアは働く時間を増やしたり、自分のスキルや経験に応じてプロジェクトごとの報酬を交渉したりすることで、大幅に収入を増やせる可能性があります。
この柔軟性は、キャリアの成長や生活の質の向上につながります。スキルを磨き、市場価値を高めることで、自分の将来に大きな影響を与えることができるのです。
自分のペースで仕事ができる
もうひとつのメリットは、自分のペースで仕事ができることです。フリーランスエンジニアは、自分のスケジュールを自由に設定し、仕事を進めることができます。自由度の高い業務環境は、ワークライフバランスを実現し、仕事とプライベートの調和を取りやすくします。
会社勤務の場合、定時出勤や長時間労働が必要なことがあり、ストレスや健康問題の原因となることがあります。しかし、フリーランスエンジニアは自分の生活スタイルに合わせて仕事を調整できます。朝型の人も夜型の人も、自分の生産性の高い時間帯で仕事をすることができるため、効率的に作業を進められます。
全て自分の責任で作業をこなせてやりがいがある
フリーランスエンジニアとして働くと、プロジェクト全体に責任を持つことが求められます。これは、仕事の成功や失敗について直接的な責任を負うことを意味しますが、その分やりがいも大きいです。
受注した仕事に対して、プロジェクト全体の計画、設計、開発、納品まで、全てのプロセスにおいて自分のスキルと判断力を活かし、成果を出す責任があります。このプロセスで自分自身の成長を感じ、達成感を味わえます。
また、成功体験は自己評価を高め、次のプロジェクトに自信を持って取り組むことができます。自分の力でプロジェクトを成功に導く達成感は、多くのフリーランスエンジニアが働く喜びとやりがいを見出す要因です。
フリーランスエンジニアに向いている人材とは?

フリーランスとしてのキャリアは多くの自由度と柔軟性をもたらしますが、安定的に活躍するためには特定のスキルや性格が求められることも少なくありません。
一体、フリーランスエンジニアにはどんな人材が向いているのでしょうか。ここでは、独立してフリーランスエンジニアとしての道を歩む上で向いている人の特徴について解説します。
関連記事: ライターに向いてる人の特徴【完全マニュアル】
エンジニアとしての実務経験が豊富な人
エンジニアとしての実務経験が豊富な人は、フリーランスエンジニアに向いています。業界での実務経験が豊富なエンジニアは、幅広いプロジェクトに対応できるスキルと知識を持っているためです。
また、実務経験が豊富なエンジニアは、プロジェクトのリーダーシップや問題解決能力にも優れていることが多いです。クライアントからの信頼を築くのに役立ち、プロジェクトの成功に貢献します。
エンジニアのスキルが高い人
フリーランスエンジニアに向いているもうひとつの特徴は、高いエンジニアスキルを持つ人です。プログラミング言語やフレームワークに精通し、複雑な技術課題に対処できる能力を持っているエンジニアは、品質の高い成果物を提供できるためクライアントの満足度を高めやすくなります。
高いスキルを持つエンジニアは、クライアントから高単価のプロジェクトを受注し、収入を増やす機会を得ることができます。また、高度な技術スキルを持つことで、市場価値も高まります。
新しい知識を常に身につけようと努力できる人
フリーランスエンジニアに向いているもう一つの重要な特徴は、新しい知識を常に学び、アップデートしようとする積極性です。IT分野の技術の進化は速いため、新しい言語、フレームワーク、ツールを習得することが必要です。
常に学び続ける姿勢を持つエンジニアは、最新の技術トレンドに適応し、競争力を維持できます。また、クライアントの要求に対応するために、幅広い技術スキルを提供できるでしょう。新しい知識を取り入れ、成長し続けることで、フリーランスエンジニアとしての成功が期待できます。
スケジュール管理能力が高い人
フリーランスエンジニアに向いている人材として重要な特徴のひとつに、高いスケジュール管理能力があります。フリーランスとして働く際には、自分自身でプロジェクトのスケジュールを管理し、デッドラインを守る必要があります。時間を効果的に使い、プロジェクトを円滑に進めるためには、スケジュール管理が不可欠です。
スケジュール管理能力が高い人は、計画的に仕事をこなし、プロジェクトを成功に導けます。また、自分のスケジュールを調整し、ワークライフバランスを維持することも得意とします。プロジェクトの効率的な進行と生活の調和を実現できるため、フリーランスエンジニアとしての成功につながります。
自由な時間に仕事をしたい人
自由な時間に仕事をしたい人も、フリーランスエンジニアに向いています。会社員のように固定の勤務時間に縛られず、自分の都合に合わせて仕事を進めることができるのがフリーランスの強みであり、魅力です。
一方で、生活スタイルが常に固定されていた方が過ごしやすいという人は、会社員として働く方が向いている可能性があります。
フリーランスエンジニアに向いていない人の特徴
向いている人の特徴を確認したところで、逆に向いていないケースも押さえておきましょう。自己診断の参考にしてください。
安定した収入・雇用環境を最優先する人は、フリーランスエンジニアには向いていない可能性があります。収入が月ごとに変動すること、社会保険や有給休暇を自分で手配する必要があること、これらを「許容できないリスク」と感じるなら、会社員エンジニアとして腰を据えてキャリアを積む方が長期的に満足度が高くなります。
また、自己管理よりも組織のルールや指示のもとで動く方が安心できる人も、会社員向きです。フリーランスは誰も管理してくれない分、タスクの優先順位や締め切りの判断を常に自分で行う必要があります。「自由より安心」を優先するなら、無理に独立を目指す必要はありません。

フリーランスエンジニアが仕事を探すための方法

フリーランスエンジニアとして独立を果たした後、多くのエンジニアが直面するのは「仕事をどのように探すか」という課題です。
独立する自由がある一方で、継続的な収入を得るための案件探しは不可欠になります。クラウドソーシングの活用、知人からの紹介、エージェントの利用など、それぞれの方法に異なる特徴とメリットがあります。
クラウドソーシングを活用する
フリーランスエンジニアが仕事を探すための効果的な方法の一つは、クラウドソーシングプラットフォームを活用することです。クラウドソーシングプラットフォームに登録すると、クライアントが公募しているさまざまな案件を見つけて「提案」という形で応募できます。
クラウドソーシングには多様なプロジェクトが掲載されており、自分のスキルや興味に合った仕事を選ぶことができます。プロジェクトに応募し、クライアントから選ばれれば、仕事を開始できます。
まだ実績が不十分な駆け出しのフリーランスエンジニアやプロジェクトの多様性を求めるエンジニアにとって、クラウドソーシングは仕事探しに重宝します。
知人から仕事を紹介してもらう
もう一つの効果的な方法は、知人から仕事を紹介してもらうことです。フリーランスエンジニアとして活躍する上でネットワーキングは有効な方法のひとつで、知人や同僚とのつながりが仕事の機会を生むことがあります。
知人からの紹介は案件としての信頼性が高く、クライアントとの信頼関係を築きやすいです。また、紹介された仕事は、自分のスキルや経験に合致していることが多いため、成功しやすい側面もあります。
知人からの仕事の紹介を受けるためには、積極的にネットワーキングを行い、自分のスキルや実績をアピールすることが重要です。プロフェッショナルな関係を築くことで、仕事の機会を増やすことができます。
【おすすめ】フリーランスエージェントを使う
フリーランスエンジニアが仕事を探す際に、特におすすめしたい方法は「フリーランスエージェントを使うこと」です。フリーランスエージェントは、以下の点でフリーランスエンジニアにとって優れたメリットを提供してくれます。
効率的な仕事のマッチング: フリーランスエージェントは、エンジニアのスキルや希望に合った仕事を効率的にマッチングしてくれます。これにより、エンジニアは自分で仕事を探す手間を省き、適切なプロジェクトに集中できます。
信頼性のあるクライアントとの接点: フリーランスエージェントを通じて仕事を受けることで、信頼性のあるクライアントとの接点を得る機会が増えます。エージェントはクライアントとの信頼関係を築き、長期的な仕事の機会を提供します。
法的・契約上のサポート: フリーランスエージェントは契約書の作成や法的なアドバイスを提供し、仕事に関するトラブルを未然に防ぐサポートを提供してくれます。
報酬交渉力の強化: エージェントは報酬交渉においてエンジニアのスキルや特徴を本人に代わってアピールしてくれるため、適切な報酬を確保しやすくなります。
このように、フリーランスエージェントはフリーランスエンジニアにとって強力なパートナーであり、仕事探しやビジネスの成長をサポートする役割を果たします。そのため、フリーランスエンジニアにとってはフリーランスエージェントの積極的な活用をおすすめします。
フリーランスエンジニアにおすすめのフリーランスエージェント5選

近年ではさまざまな特徴を持ったエージェントが増えており、多様なスキルに合わせた案件を探しやすい環境が整ってきました。数ある選択肢の中から、フリーランスエンジニアにとって特に使いやすい5社を厳選して紹介します。
フリエン
フリエンは、日本国内のフリーランスエンジニアに特化したエージェントとして知られています。
プロジェクトの45%以上が高額報酬で、中には月収180万円にも達する案件が含まれており、エンジニアの平均報酬は72万円となっています。フリエン経由でプロジェクトに参加したエンジニアの80%以上が収入の向上を体感しています。
ユーザーは30,000を超える多様なプロジェクトの中から、自分に最適な案件を選び出すことができます。さらに、専門のアドバイザーからのきめ細やかなアドバイスやサポートを受けることも可能。「適切な案件の見つけ方が分からない」と悩む方でも、フリーランスとしての活動をスムーズに進めることができます。

レバテックフリーランス
レバテックフリーランスは、ITエンジニア向けフリーランスエージェントの中でも最大級の案件数を誇るサービスです。業界最大手ならではのネットワークを活かし、Web系・業務系・インフラ系など幅広いジャンルの案件を取り扱っています。
専任のコーディネーターが希望条件のヒアリングから案件紹介、参画後のフォローまで一貫してサポートしてくれるため、初めてフリーランスに転向するエンジニアでも安心して利用できます。報酬の支払いサイトが短い点や、契約更新率の高さも、収入の安定を重視するエンジニアにとって大きなメリットです。
フリーランススタート
フリーランススタートはエンジニアやマーケター、デザイナーを対象にしたサービスで、提供する案件の豊富さから高い評価を受けています。2023年10月時点で65万件以上の案件を揃え、特定のスキルセットやフレームワークに合わせて多種多様なプロジェクトを選ぶことが可能です。
主要な都市圏、特に関東エリアの仕事が多いものの、全国各地に案件はあり、「地方でもフリーランスで活躍したい」と願う方々にとって最適な選択肢です。高額案件も多く、月収100万円以上を目指すプロフェッショナルにとっても魅力的なサービスです。
IT求人ナビ フリーランス
IT求人ナビ・フリーランスは、全国のエンジニアをサポートするエージェントです。札幌から福岡まで、7つの主要拠点を通じて、地方にも精通した地域密着型のサービスを展開しています。
データベースには数多くの案件が常時掲載されており、エンジニアが自分の専門技術やスキルに合ったプロジェクトを素早く見つけることができます。プログラマーやシステムエンジニア向けの案件が中心ですが、デザインやコンテンツ制作の分野でクリエイティブな仕事を求める方々にも多くのチャンスが提供されています。
ギークスジョブ
ギークスジョブは、3,400社以上の幅広いパートナー企業と協力している、日本国内の主要なエージェントの一つです。リモートワークに対応したプロジェクトが豊富で、全案件の80%以上が在宅勤務可能。家で仕事をしたいと考えるエンジニアにとって大きなメリットとなっています。また、エンドユーザーと直接取引を行うことで、平均年収は業界トップクラスの879万円に達しています。
ギークスジョブは、「フリノベ」という独自の福利厚生プログラムも提供しており、フリーランスエンジニアが抱えがちな医療や所得の不安を緩和します。このプログラムを利用することで、オプショナルな保険サービスを活用し、安心して仕事に集中できる環境が整います。

上記のほかにも、さまざまなエージェントが存在します。各サービスをさらに詳しく比較したい方は、下記の記事もご覧ください。
【厳選】フリーランスエージェントとは?おすすめエージェント9社を紹介
まとめ
エンジニアはやめとけと言われることもありますが、職場環境の選び方とスキルの磨き方次第で長期的に活躍できる職種です。長時間労働・多重下請け構造・AI代替リスクといった課題は確かに存在しますが、いずれも「働けない理由」ではなく「知った上で対策できる課題」として捉えることが重要です。
会社員エンジニアとして腰を据えてスキルを積むか、フリーランスとして独立するかは、自分の性格や優先事項によって異なります。向いている人・向いていない人の特徴を自己診断の出発点にしつつ、フリーランスへの独立を具体的に考え始めた方は、まずフリーランスエージェントへの登録から動き出してみてください。
この記事で紹介したキャリア選択の考え方について、さらに体系的に学びたい方へ。私が7年間のフリーランス経験をもとにまとめた教材「AI時代のWebライターが消耗せずに稼ぐ戦略と仕組み」では、フリーランスとして消耗せずに稼ぎ続ける戦略と仕組みの作り方を詳しく解説しています。
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