職場に持っていくお土産って迷いませんか?
旅行などで長い期間休みを取ると、会社にお土産を持っていかないと!と思うことって多いですよね。
ゴールデンウィークや年末などのみんなが一斉に休むような時期ならいいのですが、有給をとってしばらく遠方に出掛けていたりすると、休み明けに職場に手土産を持っていく機会はよくあります。
でも、実際のところ何がいいのかって悩みませんか? 私は会社員時代、同じ部署の同僚や上司に何を渡していいのか数えきれないくらい悩みました。出張で遠方に行くときでも、「会社のお金で遠くへ行っているんだし……」と思って、現地のお土産を買って持って行ってみたり。
とはいえそんなことばかり繰り返していると、ネタもどんどん尽きてくる。
結局のところ、ウケを狙って奇をてらったものを選ぶよりは、「ポイントを押さえて無難なものを選ぼう」という結論に至りました。
元も子もないかもしれませんが、やっぱり万人受けするものが一番です。
これさえ守れば失敗しない!職場へのお土産のお菓子を選ぶ際のポイント
というわけで、職場に持っていくお土産を選ぶときに気をつけたいポイントは下記の4つです。
- なるべく日持ちのするもの
- できるだけたくさんの人数に配れるもの
- 人によって好き嫌いが少ないもの
- 個包装になっていて高級感がある見た目のもの
なるべく日持ちのするもの
職場の人がいつそのお土産を受け取れるかわからないので、日持ちがよくないものは止めておいたほうが無難です。
さすがに生ものを選ぶことはあまりないと思いますが、5~7日くらいしか日持ちがしないお菓子は意外とありがちだったりします。
渡した相手が長期の出張中だったり、休暇をとっていた場合など、タイミングが悪いと食べられないまま賞味期限を迎えてしまうことにもなりかねないので、せめて2週間以上は賞味期限に余裕のあるお菓子を選びましょう。
おすすめの日持ちするお菓子は?
- クッキーやビスケットなどの焼き菓子
- おせんべいなどの米菓子
- チョコレート系
できるだけたくさんの人数に配れるもの
本音を言うと、予算の問題もありますよね。1つ1つの単価が高いとなかなかたくさん買うのは大変なので、たくさん入っていて、大人数に配ることができるお菓子にするのがよいでしょう。
お土産は値段よりも、「お土産を買ってきてくれたという気持ち」を感じてもらうことが大切です。
渡す人数が4~5人と少ないなら200~300円程度のものを複数買うのもよいのですが、何十人もいる場合は、数十個入りでたくさん配れるものを選んだ方がお財布に優しいです。
人によって好き嫌いが少ないもの
意外と見落としがちなポイントがこれです。好き嫌いの多い素材を使ったお菓子を買っていってしまうと、かえって不評で居たたまれなくなることもありがちなので、人によって好き嫌いが分かれるものを選ぶのはやめておきましょう。
また、好き嫌いの問題もあるのですが、「アレルギーの人が多い素材を使ったもの」も避けることをおすすめします。
せっかく買っていったのに、「俺、アレルギーだから食べられないんだよな」なんて眉をひそめられてしまったら浮かばれません。
すべての人のアレルギーを避けることは難しいですが、アレルギーを引き起こしやすい素材のものは避けた方が賢明です。
個包装になっていて高級感がある見た目のもの
たとえ大量に入っているお菓子でも、パッケージが高級そうに見えるものを選ぶことで「きちんと感」を出して誤魔化せます。
大箱にむき出しで大量に入っているクッキーを順番に1枚ずつもらうより、ちょっと良さそうな袋に入ったクッキーをもらった方が嬉しいですよね?
1人1人に向けて渡している感じを出せるので、値段が安くても個包装になっているものをおすすめします。
自社内の場合は必須ではないんですが、高級そうに見えた方が、もらった側はちょっといい気分になれます。
ちなみに、営業先に手土産としてお菓子を持っていく場合は「中身が個包装になっているもの」という部分には特に気をつけていました。
先方でどのような背景の社員が働いているか分からないので、「どんな人にでも配ることができる」というところには注意しておくのが親切だと思います。
職場に持っていくお土産のお菓子っていくらくらいがいいの?
いつも迷っていたのがこの部分です。あまり高すぎてもお財布の負担になるし、かといって安さを重視しすぎても「安物だな」とは思われたくないし……
おすすめは1箱に15~20個くらい入っている1,000~1,500円のお菓子ですね。
30人くらいに渡さなければいけない場合でも、3,000円以内には収まるので。
少し前にも書きましたが、自分の部署の数人だけに渡せばいいという場合は、1個200~300円程度のものを選んでみてもいいと思います。
「渡す人数」と「お財布への負担」のバランスを考えて、できれば合計2,000円以内に収まるような支出で、お土産のお菓子を選ぶといいのではないでしょうか。
職場向けに買うお土産のお菓子まとめ
お土産のお菓子は「日持ちのするもの」、「たくさんの人数に配れるもの」を選ぶようにすることが大切です。
その上で、「好き嫌いの激しい素材」はなるべく避けるようにしてください。
個包装になっていて高級感がある見た目のお菓子を選ぶと、渡した相手がちょっといい気分になってくれるかもしれません。
最終的には「お土産を買ってきてくれたという気持ち」を感じてもらうことが大事なので、職場へのお土産の場合は、誰でも安心して食べられるものを選ぶのが一番です。